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  2005年12月  

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夜の呟き 時計
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気付いたら、部屋の時計が止まってた。

この時計が止まったのはずっとずっと前。

もう何年も前。

『あの時』から。

思い出の詰まった『あの時』。


部屋にはもう一つ時計がある。

今はそれが動いている。

止まった時計は、止まったまま。

その時計だけ、懐かしい時間を抱いて止まっている。


電池を換えれば動き出す時計。

換えることは容易い。

蓋を開けて、単三電池をはめ込むだけ。

誰にだって出来る。

僕にだって出来る。


止まったままの時計。

簡単に動かすことの出来る時計。

動かそうとしない僕。


なぜ?


ナンデボクハウゴカサナイノ?



もう感傷になんて浸らない。

そんなの、とうの昔に過ぎ去った。

『あの時』はもう思い出の中。

いろいろな思い出の中に埋まった思い出。

今が過ぎて明日になれば、今だって思い出になる。

ただその中の一つに過ぎない。


一つに過ぎないはずなのに・・・



『あの時』止まってしまった時計。

『あの時』止まってしまった僕。


時計は電池を換えれば動き出す。

簡単に、動き出す。


ボクハ・・・?


何を換えたら動き出せる?

簡単に動き出せる?


人は電池で動いてるわけじゃない。

電池で動いたり止まったりなんてできない。

電池で動けたらどんなに楽なことだろう。


そんなことを考えたって動き出すことが出来ないのはわかってる。

動き出さなきゃいけないのもわかってる。

動き出す方法も・・・わかってる。


わかってるけど・・・


時計を動かしたら僕も動き出すことができるだろうか。

動き出したら、僕は変われるだろうか。


もしかしたら変わる必要なんてないのかもしれない。

でも僕は、変わらなきゃいけない。

僕が僕であることに変わりはないけど、変わらなきゃ。




そんなことをふと考えてみた。

止まった時計を見つめながら。

『あの時』を抱いたまま止まってしまった時計を見つめながら・・・







止まってしまった時計。

止まってしまった僕。

動かない時計。

電池を換えない僕。




いつかまた、動かしてやるから。

もうちょっと、もうちょっとだけ、待っててな。

ほんの、もうちょっとだけ。。。
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[2005/12/02 00:18] 呟き | トラックバック(0) | コメント(4) | top↑
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